ハンドメイドで稼ぎたくなったら読む本/bon bon cherry ハイジ【読書感想文】  ハンドメイドで稼ぐなら趣味の延長を捨てろ!

目次

はじめに

私自身はモノづくりの能力は低いのですが、私の周りには、絵がうまかったり、モノを作ったリデザインするのが好きな人がいます。作ったものを見るたびに、これで人を喜ばせて、お金をいただければよりやりがいが出てくるのではないかと思っていました。

私自身は、お金を稼ぐプロセスが好きで、本専業せどり、家電フィギュアおもちゃせどり、ブログ、クラウドワークス、植物の繁殖販売、生物の繁殖販売、youtubeをやってみたりしました。

今は、どうにかその知り合いたちをやる気にさせて、私はサポートする形でモノづくりを稼ぎに帰る法王を知りたくて、この本を購入しました。

思った以上に、熱く厳しい内容でした。

こんな人におすすめ

モノ作りが好きな人

何かを作って在宅でお金を稼ぎたい人

たくさんの人を喜ばせいたい人

気になったポイント抜粋

ブランド名は適当につけるな

お客様に気づいてもらい、知ってもらって覚えてもらう。人づてに「こんなブランド知ってる?」と口にしてもらい、おもしろいよね、すごいよね? と話題にしてもらう。ですから 「音の響きがかわいい」 とか 「愛犬の名前からとりました」なんて安直につけるものではないのです。

p41

内容もさることながら、この本の温度をよく表していると思いました。

稼ぐからには趣味の延長という考えは捨てて、売れて稼げることにフォーカスする必要があります。

なので、読めないなんて論外で、覚えにくい、意味が分からないということも避けて法がいいようです。

現代では検索性も重要で、例えばクマ工房など。単純すぐぎて、せっかくブランド名を覚えてもらっても検索からたどり着かないなんということになってしまいます。

芸人のオリエンタルラジオはコンビ名を考える際に、検索してヒットしないものを選んだそうです。オリエンタルもラジオも聞きなじみのあるので覚えやすい言葉ですが、組み合わせたオリエンタルラジオはユニークだったようです。

いいものだからって売れるとは限らない

クリエイターが陥りやすい間違いの1つに、「良いものを作れば「売れる」という概念があります。 確かに多くのクリエイターは、品質にも価格にもこだわり、 とても良いものを製作しています。けれど、「良い商品やサービスだから売れる」とは限らないのがマーケティングの世界です。

p52

モノがあふれる現代では、商品力だけでモノを売るのはほぼ不可能です。需要があるものについては必ず、競合が出てきます。

そこで、販売力をつける必要があります。ネット上、リアル含めると売り方は無数にありますので、その中から自分に合ったものをやってみる。販売の差別化のためにはお金をかける必要がある場合もあります。無料ということはそれだけ手間や工夫をかけなければいけないということになります。なので、製作費、販売費はケチってはいけない、かけるお金がないなら相当な時間や知恵を使う必要があるかと思います。

売るなら自信と戦略を持って

私がクライアントさんに口を酸っぱくして繰り返し強調していることがあります。それは、「とりあえず販売」 というスタンスはやめましょう、ということ。「とりあえず販売してみよう」「とりあえずお客様の反応を見てみよう」をやる人は、 安い価格で売り始めます。

p137

稼ぐと決めたら、趣味の延長は捨てるべきです。そして、ハンドメイドは作る数に限界があるので、売るからには自信のある商品を。そして、売るための戦略を立てて売るべきです。

戦略とは、どういったターゲットに向けて何を売るかです。ターゲットの選択が正しく、品質があれば、稼げる相応の値段をつけても買ってもらえます。逆を言えば、稼げる相応の値段で買ってもらえないような場合は、ターゲットを間違っている。または、品質が悪いということになるかと思います。

おわりに

ハンドメイドで稼ぐための方法論的な内容のみかと思いましたが、稼ぐための覚悟が必要なことを教えてくれる本でした。

もちろん具体的な技術も載っていますが、とにかく根本は稼ぐことにフォーカスしています。そのため稼ぐためにはこういう理由で、こういう方法をとったがいいという論法です。

楽しく作って売って稼げたらいいよねと思っていたので、心を入れ替えました。

もし、売りたいという人が出てきた際は、全力で稼ぐにフォーカスを当ててサポートしたいと思います。

行動に移すこと

  • 稼ぐためには簡単な気持ちでうまくいかないと伝える。
  • ハンドメイドの販売サイト、広告の方法を調べる。

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