名棋士100の言葉 困難に打ち勝つための処方箋/椎名龍一 の感想

目次

はじめに

私は将棋が好きです。幼稚園の頃から将棋をやっている割にははまることもなく、いわゆる、見るだけの将棋ファン「見る将」です。プロ将棋の動向と特徴的なプロたちのキャラクターが好きでした。

名言集は仕事上などでも適切な時に引用できると、効果的に話に説得力を持たせることができると思います。

どんな物事も極めると行きつく考えは似通ってくるようで、内容としてはどんな名言集でも同じような感じになると思います。

なので、例えばサッカーが好きならサッカー選手の名言集を読むのはとても楽しいですし役立つと思います。

こんな人におすすめ

・将棋が好き

・将棋棋士が好き

・将棋棋士がかっこいいと思う

記憶に残った3か所抜粋

勝負はその前についている/升田幸三

孫子の兵法でも同じような事柄が言われてたような気がしますが、戦争や仕事上でも同じような話です。相手を分析して、自分を分析して必要な戦略を選べば勝てる。それでも準備が間に合わなければ、負けることがわかっているということになるかと思います。将棋の場合は、勝ち進んでいけば実力的にかなわない相手と戦うこともあるのかもしれませんが、日常生活や仕事では誰かに任せたり避けるということもできるので、活用に準備する、負ける戦いは避けるというのが必要だと思います。

時間は持って帰れない/森内俊之

羽生善治世代さんの一人であり羽生善治さんよりも早く、永世名人の資格を得た森内俊之さんです。

将棋には持ち時間というものがあり、極限の世界で1秒を惜しんで勝負している将棋棋士が言うと言葉の重みが違います。

3年後に勝てる稽古をしなさい/勝浦修

小手先で目の前に役立つがすぐに身につく知識や技術と成長させるのに時間がかかるが、ずっと役立つ知識だったら後者を選んだほうが長期的にはいいかと思います。ただ、時間がかかるものがいい知識や技術だということではないので注意が必要だと思います。

また、現実には特に仕事上では小手先で乗り切るということもあるので、両者バランスよく選択して習得していく必要あるかと思います。

おわりに

好きな物事のプロが言っている言葉はそのキャラクターと紐づけて想像すると面白いです。他にも面白い名言がたくさんあるので、ぜひ読んでいただきたいです。

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