長年の読書ブログで編み出した!読んだ内容を忘れない読書記録の方法【時短】

はじめに

読書ブログを作るにあたって、読んだ内容、気にとまったポイントを記録に残す方法は、結構重要です。

専業でブログを書いていれば読書→ブログ投稿まで一続きにできるかもしれませんが、

サラリーマンをしている私は、読むのに早くて1週間、1か月以上かかることもあります。

そこで、いろいろ試して、読書からブログ投稿までが簡単かつ忘れないという方法を消化ししたいと思います。

記録

まずは、気になったポイントの記録です。結論下記のとおりです。

  1. 気になったポイントのページに付箋を貼る
  2. 読み終わったら表紙と付箋のページをスマホで撮影
  3. その画像をGooglekeepに保存

付箋は何でもいいですが、100均で十分で、1行ごとにピンポイントに貼れるものがおすすめ。自宅で読むときはマーカーペンでより分かりやすくすることもありますが、やらなくてもいいと思います。

スマホの撮影はCAM SCANNERというアプリを使っています。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.intsig.camscanner&hl=ja&gl=US

これが特別いいかはわかりませんが、十分だと思います。適当に撮影しても、ページ以外の背景の切り取り、台形補正をしてくれるので重宝しています。また、撮影したものはアルバム化できて、そのアルバムごと、シェアボタンで、keepにアップロードできます。その際、タイトル、タグ付けまでできるので、必要な機能は十分にそろっています。ほかのメモアプリを使っている人はOneNote等にもアップロードできます。

それまでは、普通に撮影して、手動でトリミングと台形補正をしていました。。。。だいぶ時短です。

小さな注意点としては

撮影時はページ全体を入れること。前後の文脈やページ数も記録に残すためです。

撮影時は白色の明かりもとで撮影すること。オレンジ系のライトだと後で見にくいです。

引用

私のブログでは、気になったポイントの引用があります。

そちらは、keepの機能で、画像テキスト化できます。keepの画像をタップして、右上のメニューから画像のテキストを抽出です。PCでやりたい場合は、OneNoteでもできます。画像をアップロードして、右クリック→代替テキストで。

これを使うまでは手打ち。。。これはこれで頭に残っていたのかもしれませんが。時間がかかかっていました。

感想

引用が終わったら、撮影した画像のkeepをサブディスプレイに表示しながら、感想を書いていきます。

読みながら思ったことは本来、その場で書き留めればいいのですが、私はこちらをやっておらず、上記の記録した画像を再度見て、そこで感想を書いています。記録した場所さえ残っていれば感想は自然と思い出されるということが理由です。

仮に忘れたとしても忘れる程度の内容だったっということで割り切っています。

どうしても、覚えておきたい内容は単体でブログネタになるので、別途keepメモのブログネタリストに追加しています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

始めた当初は、ドッグイヤー、鉛筆で線引き、書見台に本をセットして、それを手打ち引用という恐ろしくローテクで時間と労力のかかる方法を使っていました。

大学生で時間があったので特に不満はなかったのですが、もっと早く工夫すればよかった思っています。

今回紹介した、CAM SCANNERとGooglekeepは書類の電子化、TODOリストしても使っており、生活においても重要なツールとなっています。

Googlekeepはタグ付けもできるので、読書タグを作って、適当に読み返したりすることも簡単です。

細かいツールの便利なところの紹介はまた別の記事で。

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メモの魔力/前田裕二(SHOWROOM社長)【読書感想文】 メモは知的生産のための魔法の道具

はじめに

SHOWROOM の社長である前田裕二さんが書かれたこの本。メモの技術的なやり方の本かと思っていましたが、全く違いました。紙とペンさえあればとりあえず今すぐ実行できる内容なので、読んでみて実行することをお勧めします。早速、私が感じたことを書き連ねていきます。

内容と感想

「記録」ではなく「知的生産」のためのメモを取る p24より

メモに関するビジネス書は何冊か読んでいるかと思いますが、すべて記録のためのもので、どのようにすれば効率的にわかりやすくメモを取ることができるかという内容だったと思いますし、私もメモにそれ以上の目的を求めていませんでした。

しかし、この本ではメモは記録ではなくそれ自体で知的生産を行うためのものとして書かれています。実際具体的なメモの書き方については1章で書かれているだけで、大半はその目的や考え方について書かれています。

メモというものに新たな価値を見出すことができ、早速やってみたいと思いました。

「ファクト→抽象化→転用」という最強のフレームワーク p46より

具体的な方法は、①ファクト(事実)を書く→②それを抽象化する→③転用できるアイディアを考えるとなっています。

私が今まで考えてきたメモでは①で終わっていました。事実を書いて記録して終わり。ほとんど使われることのないメモでした。考えてみると当然ですが、過去に起こったそれ自体を記録したものにはほとんど価値がありません。(紙や文字を書ける人が貴重だった時代だったら別でしょうが。)

今はむしろ、記録された情報は過剰なほどになっています。価値があるのは事実から、考えて自分の中に蓄積していきそれを活用する。活用できる状態にしておくということが自分自身の価値を高めることになります。

そのためには、このフレームワークが最強となるわけです。②の抽象化まででしたら、頭の中で何となく行っていることかと思いますが、③の転用となると、意識しないとできなそうですし。頭の中だけで行うのは大変そうです。

なので、メモを使ってそれを行いやすくしようということのようです。

抽象化は人間に与えられた最強の武器 p72より

この本の肝は、抽象化にあるのではないかと思っています。転用まで到達しなくてもあらゆる出来事に対して、抽象化をする癖をつけておけば下記のようなメリットがあるのだと思います。

・物事の本質をとらえられる

・物事の組み合わせの発想がしやすくなる。

 例えば

 レンタカー→使用頻度が低いものを使うときだけ借りる

 スマホの段階的な通信料プラン→使う量によって月ごと料金を変動させる

               →定額で使い放題

 上記3点を組み合わせて、月額課金で使う時間ごとに料金が段階的に変わるレンタカーサービスという新たな発想ができます。

・理解が早くなる、読書のスピードが上がる。

 かみ砕いて理解するとは抽象化するということなので、理解が早くなり、重要なところも把握できるので、読書のスピードも上がります。

上記は、どんなことをして生きていくうえでもあったほうがいい能力だと思います。他の動物と人間の大きな違いはこの抽象化にあるのではないかと思います。

終わりに

メモの取り方の技術的な方法ではなく、事実を抽象化して、活用するツールとして紹介しています。

その先には、自己分析は、夢を実現するといった目的に使う具体的な方法についても書いています。

大人として大切な能力として、白黒つかないものをどこかで落とし前を付けるということがあると思います。生きていると、2者択一でどちらかを選べばいいという状況はあまりなく、その間でどこに決めるかという選択を迫られることが多いです。そのような場面でも抽象化する癖付けされた脳ではいい答えが出しやすくなります。AとBそれぞれの利点、欠点を抽象化することで、分解することができてより良い答えを導き出せるのではないかと思います。

とにかく私も、メモを取ることを実践してみています。適したノートは今も検討中です。表紙が硬くてリング式でなく、比較的安価なノートがなかなか見つかりません。

ビジネス書感想文 まとめ