Newsweek 2022.9.27 AIに意識がある!?

気になった記事

ボクのAIには感情と魂がある

元グールのエンジニア ブレーク・リモインはグーグルが開発した対話アプリ用チャットボット「LaMDA」に知覚があるという見解を明らかにした。

らしいです。

知覚、感情の定義が難しい時代になってきます。ロボットと人権の問題はSFでは昔から語られてきたテーマです。

知覚があるかということは結局は、相対した側の判断になると思います。

同じような受け答えをされても、知覚があるかないかは相手の判断によります。

ただ、本当に人間と区別できない、感情があるような受け答えができるAIがすでに生まれているのだと思います。

AIライティングというツールもあるようですので、私たちが普段読んでいるネットの記事もAIが作っている。。という時代も近いのかもしれませんね。

情報のインプット、集計、アウトプットはどんどん自動化していくので、自分の頭で考えて、AIを使って、新たな価値のあるものを作っていくことにしか価値がなくなっていくのかもしれませんね。

『「価格上昇」時代のマーケティング』/小阪裕司【読書感想文】 値上げは悪ではない!

はじめに

日本は長い間デフレで、安いこそ正義といわんばかりに、低価格(とうたって)商品サービスを提供する会社が目立っていました。ユニクロ、マクドナルド、百円均一ショップ等々。ここ最近物価高が騒がれていて、同じような戦略ではとても生き残れなくなってきています。

もともと、低価格戦略は大企業の戦略だと思っています。そこへきて働き方改革で、サービス残業利益を上げる会社なんかも淘汰されていくはずです。

とにかく、経営者にとって値上げは大きなテーマになっています。

そんな「価格上昇」時代にどのように対応していくかをを事例を交えてかいています。

こんな人におすすめ

・経営者、それに準する立場にいる人

気になったポイント抜粋

商売の本質とは。。。

いいものを「高く」売ることは、商売の本質ではないのか。
安くしなくては買ってくれないというのは、自分たちが扱っているものに関して「安さしか価力ない、と言っているようなものではないのか

p5

ここだけ抜粋するとあまりに端的過ぎますが、商売は相手が欲するものを売ることで、それには適切なお金をいただく必要があります。

過当競争の中で安く売ることで差別化を図るというゲームに巻き込まれず、たんたんといいものを提供して選択してもらうということがこれからの時代は重要なのだと思います。

生まれたころから、娯楽も物もあふれている人たちが世の中の中心になってくる現代では、たくさんのものを安く手に入れるというよりは、いいものをそれなりの値段で購入し豊かに過ごすという考え方に時代が変わってきているのだと思います。

なぜ買う必要があるのかを伝える

今度のチラシは、「補聴器を使うことの価値」”
を伝えることを意識し、今回相談会に来てほしい客層にわかるように「聴こえてないのに
愛想笑いをしたり、会合で二度聞きする回数が増えたり、そんなときは補聴器が有幼」な
どと具体的に訴求。商品についてはさらっと「様々な補聴器を取り揃えておりますとだけ
で、ほば訴求なし。値引きは取りやめた

p70

ドラッガーにおける顧客の創造です。何となくあったら便利なものが安く買えますよ。という宣伝ではなく。あることでこれだけメリットがありますよ。生活が豊かになりますよ。ということを具体的に宣伝して、必要性を強く感じている顧客を作り出すことで、値引きをしなくても買ってもらえるということです。

いいものを作るとそれだけで、勝手にお客様が集まり、相応の値段を出してくれるというのはあり得ません。

売ろうとしているものが、どんな目的で作られて、どれだけ必要なものかをまず第一に伝えないと、そもそもいいものでも売れません。

必要性がわかった後に、これがどれだけいいものかを伝えるという流れになります。

値上げで優良顧客を絞り込む

値上げは自社にとって優良顧客を絞り込むチャンスでもある。

p132

値上げしてもついてきてくれるお客様は、商品サービスの必要性、その製品の良さを分かっている人です、その人向けに商売をして、対して必要としていない人は切り捨てるということです。

優良な顧客は他の優良な顧客を連れてきてくれます。

また、いい従業員も作られます。

自分が行った仕事で喜んでくれることは仕事の一番のやりがいであり、それを経験できると従業員は勝手に仕事のやる気を出してどんどん効率を上げてくれます。

終わりに

当然ですが、値上げしていくためには良い商品サービスを作らなければいけません。こつこつといい商品サービスを作り上げたうえで値上げをしていかないと誰もお客様はついてきてくれません。

ただ、日本人はまじめな気質のため、従業員レベルではとてもいいサービスを手依拠している場合が多いと思います。接客態度や気遣いなど。そこに価値をつけて値上げをするのは経営者の仕事です

また、生活者としてはやはり値上げは悩ましい問題です。

それなりのものを手に入れたかったら、稼ぐか節約しなければいけないということですね。

行動に移すこと

自分の仕事で値上げできるものがないかを考えて値上げを提案する

自分の支出を見直す

長年の読書ブログで編み出した!読んだ内容を忘れない読書記録の方法【時短】

はじめに

読書ブログを作るにあたって、読んだ内容、気にとまったポイントを記録に残す方法は、結構重要です。

専業でブログを書いていれば読書→ブログ投稿まで一続きにできるかもしれませんが、

サラリーマンをしている私は、読むのに早くて1週間、1か月以上かかることもあります。

そこで、いろいろ試して、読書からブログ投稿までが簡単かつ忘れないという方法を消化ししたいと思います。

記録

まずは、気になったポイントの記録です。結論下記のとおりです。

  1. 気になったポイントのページに付箋を貼る
  2. 読み終わったら表紙と付箋のページをスマホで撮影
  3. その画像をGooglekeepに保存

付箋は何でもいいですが、100均で十分で、1行ごとにピンポイントに貼れるものがおすすめ。自宅で読むときはマーカーペンでより分かりやすくすることもありますが、やらなくてもいいと思います。

スマホの撮影はCAM SCANNERというアプリを使っています。

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.intsig.camscanner&hl=ja&gl=US

これが特別いいかはわかりませんが、十分だと思います。適当に撮影しても、ページ以外の背景の切り取り、台形補正をしてくれるので重宝しています。また、撮影したものはアルバム化できて、そのアルバムごと、シェアボタンで、keepにアップロードできます。その際、タイトル、タグ付けまでできるので、必要な機能は十分にそろっています。ほかのメモアプリを使っている人はOneNote等にもアップロードできます。

それまでは、普通に撮影して、手動でトリミングと台形補正をしていました。。。。だいぶ時短です。

小さな注意点としては

撮影時はページ全体を入れること。前後の文脈やページ数も記録に残すためです。

撮影時は白色の明かりもとで撮影すること。オレンジ系のライトだと後で見にくいです。

引用

私のブログでは、気になったポイントの引用があります。

そちらは、keepの機能で、画像テキスト化できます。keepの画像をタップして、右上のメニューから画像のテキストを抽出です。PCでやりたい場合は、OneNoteでもできます。画像をアップロードして、右クリック→代替テキストで。

これを使うまでは手打ち。。。これはこれで頭に残っていたのかもしれませんが。時間がかかかっていました。

感想

引用が終わったら、撮影した画像のkeepをサブディスプレイに表示しながら、感想を書いていきます。

読みながら思ったことは本来、その場で書き留めればいいのですが、私はこちらをやっておらず、上記の記録した画像を再度見て、そこで感想を書いています。記録した場所さえ残っていれば感想は自然と思い出されるということが理由です。

仮に忘れたとしても忘れる程度の内容だったっということで割り切っています。

どうしても、覚えておきたい内容は単体でブログネタになるので、別途keepメモのブログネタリストに追加しています。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

始めた当初は、ドッグイヤー、鉛筆で線引き、書見台に本をセットして、それを手打ち引用という恐ろしくローテクで時間と労力のかかる方法を使っていました。

大学生で時間があったので特に不満はなかったのですが、もっと早く工夫すればよかった思っています。

今回紹介した、CAM SCANNERとGooglekeepは書類の電子化、TODOリストしても使っており、生活においても重要なツールとなっています。

Googlekeepはタグ付けもできるので、読書タグを作って、適当に読み返したりすることも簡単です。

細かいツールの便利なところの紹介はまた別の記事で。

/

週刊東洋経済 2022.9.10【読書感想文】ゼネコン

はじめに

メインテーマはゼネコンの今後についでてす。かなりのページを割かれていて、業界が再編、売り上げ構造の変更など、建設業界も構造が変わろうとしていることがわかりました。

気になったところ抜粋

モデルは、現実世界の縮図だ。縮図を作るに当たって、枝葉末節は排除する。もし離散時間モデルで現実を
十分、うまくとらえられるならば、それでよしとするのが、一流の理論家のたしなみである。

p87

鎌田雄一郎さんのゲーム理論の説明の一部です。

ゲーム理論の話ですが、ここだけ抜粋しても内容は不明化と思いますが、目的の機能を得るために、枝葉末節を排除するという考え方、仕事でも人勢にも役に立ちそうな言葉だと思います。

PRESIDENT 2022.9.16 瞑想

はじめに

PRESIDENTは常に、ビジネス雑誌としては上位にランクインしている雑誌です。

ターゲットはミドルのビジネスパーソンで、仕事のやり方やそれに紐づく生活の話題がメインです。

今回のメインテーマは瞑想、マインドフルネスです。

こんな人におすすめ

疲れが取れない人

ストレスを常に抱えている人

頭がすっきりしない人

気になったポイント抜粋

叱るのは相手のためではなく自分の快楽を満たしているだけ

あなたが誰かを叱るのは、ほかの誰でもない、あなたが快楽を満たしたいからです。(略)

攻撃する必要がなければ「諭す」「言い聞かせる:でいいわけです。(略)

相手があなたの望んだとおりの反応を見せると、これまたあなたに快感情がもたらされます。心理学用語で「自己効力感」というのですが、「自分の行為には影響力がある」「自分が行動することでよいことが起きた」と思えるのは(それがたとえ誤解だとしても)人間にとってこの上なく心地よい、叱る人にとってのご褒美になるのです。

p96

これらの引用部分は私自身も心にとどめなければいけない言葉だと思います。一度叱りだすとだらだらと叱り続けてしまうこと、またそうされたことはだれしもあると思います。

また、全世界の人に読んでもらいたいです。

こういった心の働きが悪いことではなく、存在して、自分もそうなる可能性があると思うことで、間違った行動を避けられると思います。

別のプラスに働く行動で、このような欲求を満たせばいいわけですので。

おわりに

メインテーマのマインドフルネスはちょっと試してみようと思いますが、抜粋するほどではなかったので、書きませんでしたが、やってみる価値はあると思います。何か考えたりしていないと落ち着かない人は何も考えない、何もしない時間をとってみるのはいいことだと思います。

また、叱ることで快楽を得ているということについては、死ぬまで繰り返し頭に刻み込んでいかなければならないですね。

『松下幸之助はなぜい成功したのか』/江口克彦【読書感想文】 経営の神様の秘書が語る成功の秘訣

はじめに

経営の神様といわれる松下幸之助の秘書であり、PHP総合研究所の社長の江口克彦氏が、身近で見てきた成功の秘訣を語っています。

各章の題名に要約内容、中身にエピソードという読みやすい構成になっています。

題名をみて気になるものから読んでもいいと思います。

こんな人におすすめ

経営者、経営者を目指す人

心に残った3ポイント

素直に教えを乞う謙虚な姿勢が大事

衆知を集めない人はあかん

松下幸之助さんは、人によく、ものを尋ねていました。

p46

松下幸之助さんは、年下でも、立場が下の人でも、ものを尋ねていたようです。

年齢が下でも、経験がなくてもある分野では必ず自分より詳しいということはあるはずです。

そういう時に素直に耳を傾けられるか。重要なことだと思います。

そういう素直で話を聞いてくれる人のもとにはいい情報が自然と入ってくるものだと思います。

寝る前に、反省し、どうすればよかったか考えよう

反省する人はきっと成功するな
(中略)松下幸之助さんは、一日の終わり、布団に入って、しばらくは、その日の反省にあてよと、よく言っていました。

p79

ちょっとした改善の積み重ねの習慣が、大きな変化となり、人生の成功につながるのだと思います。

悪かったことは次からどうしようか。よかったことはなぜよくなったのかを考えて次回にいかす。

あたりまえで簡単なことですが、毎日それを繰り返すことでとてつもない差が生まれると思います。

蒲団の中で少しだけでもやってみましょう。

方針は命がけで決めろ

方針は、命懸けで決めるべきことやな

「わしは、今まで長い間経営に携わってきたけど方針というものをいつも明確にしてきたな。

p244

経営者にとって重い言葉だと思います。社員は社長の方針に向かって動きます。方針は明確でなければ社員は一致団結して、進むことはできません。誤った方針に向かい続けてしまえば、会社と社員の生活を守ることはできません。

社員やその家族たちの命を預かっているといっても過言ではないので、経営者は方針を明確に決めなければならないのですね。

自分の人生の方針も同様だと思います。

おわりに

1テーマあたりが短く、目次を見て気になったところを読むというやり方が向いています。

内容もコンパクトにまとまっていていいと思いました。刺さって記憶に残る部分とそうでない部分がありました。日々気になることろは自分の状況によって変わります。たまにパラパラと読み返してみるといいと思います。

『永守流 経営とお金の原則』/永守重信 経営するならお金の勉強は必須科目です【読書感想文】

はじめに

日本電産の創業者にして、ソフトバンクの社外取締役も務めていた、永守重信さんの著書です。

経営をする上では永守さんの本は一度は読んだほうがいいと思います。

こんな人におすすめ

経営者、経営者を目指す方、先に準ずる管理職、銀行員、会計事務所職員等

心に残った2ポイント

1.資金回収までして初めて売上

マーケティングには資金の回収まで含まれている。そう考えることが大切で、営業パーソンにもそうした教育が欠かせない。いくら数に売り上げが立つからといって、回収状況が悪いところとは商売をしてはいけない。

p26

会社が倒産するときは、赤字になった時でも、売り上げが下がった時でもなくキャッシュがなくなった時です。そのため、売り上げが上がって利益が出ても売掛金の回収ができず、費用のほうが早く支払いがあり、キャッシュが回らなくなる。そうすると、借り入れの返済、給与未払等になってしまうということはよくある話です。売り上げが上がるときは事前にキャッシュフローの計画を立てる必要があります。

経営者からしたら当然の話ですが、売り上げをあげることが最大の使命と思っているマーケティング担当者にはこれを教育しなければいけないということですね。

2.隠れコストに気づけ!

もらったものだといっても、この植木に毎日水をやらないといけない。この植木が枯れたときには捨てに行く必要がある。それはだれがやるのか。そんな無駄なことをしていたら、日本電産はいつまでたっても京セラを追い越せないよ。

p58

永守さん以上に経営者のお手本とされることが多い、京セラ創業者、稲盛和夫さんの言葉です。

永守さんが植木がなぜ置いてあるのかと聞かれた際に、買ったものではないと説明したところ、このように返されたようです。さすが厳しいです。1円コストを削れば、1円利益が増える。ですね。

ふと立ち止まって会社にあるすべてのものに隠れコストがないかを考えてみる必要がありますね。

基本モノがあれば、その分他のものがおけなかったり、管理の手間が増えてコストが必ずかかっています。

話は変わりますが、従業員も自分にかかっている隠れコストには敏感である必要があると思います。従業員はいるだけで、家賃÷人数の家賃、福利厚生費の会社負担分等々を考えると自分が給与+いくらで会社にとって黒字社員化がわかると思います。

赤字は罪

赤字は罪である。私は社内外でこう公言してきた。多くの人が働き、金融機関にもお金を出してもらって事業を行う。株主もいる。それでありながら利益が出せずに、税金も払わないというのは許されないのである。

p53

厳しい言葉ですが、裏を返せば周りの方への感謝と責任を感じて経営をしているのだと感じます。

終わりに

会社を経営している、したいという方はぜひ読んだほうがいいと思います。

実績を出している人の言葉は厳しくて重いです。

マンガ 老荘の思想 老荘思想のエピソードをマンガで読んでみよう

はじめに

孔子などの儒家に相対して、時流に流されず、超然として心穏やかに生きることを説いた老荘思想。高校生のころから興味がありかいつまんで読んだりしていました。ただ、荘子は分厚い文庫で4冊(岩波文庫版)あります。かいつまんでどんな内容なのかを知りたくて読みました。

こんな人におすすめ

  • 老荘思想の内容をかいつまんで知りたい方
  • 普段と違う視点の思想を得てみたい方

記憶に残った3か所抜粋

「太上ハ、下コレヲアルヲ知ル。ソノ次ハ、親ミテコレヲ誉ム。ソノ次ハ、コレヲ畏ル。ソノ次ハ、コレヲ侮ル。」

順番に、優れた君主から、そうでない君主の特徴を並べています。もっともすぐれた君主は存在さえ忘れている。ということです。孫子の戦う前に勝敗が決まっていると似ていると思います。優れた君主は君主が何もしなくても問題ないような状態にする。自分たちだでうまくいくように仕組みを作って、問題外起きる前に解決されるので、君主が力を使って解決したり、強制的に解決したりする必要がないということだと思います。確かに、組織運営の上でも理想のかたちかもしれません。

筌を忘れる-得魚忘筌

得魚忘筌は一般的には、利益を得てしまったらそれを得るために役に立ったものを忘れてしまうということへの戒めです。この本のマンガでは、そこから発展して、言語は意思を伝える手段であり意思が伝われば言語は捨ててもいいということを紹介しています。

確かに、言葉は伝わることが最優先でどのような形でも伝わればいいので、多少のいい間違いやおかしな形式だったとしても、伝わるよな方法を用いればいいと思います。うまくまとめる、文章力がなければ、箇条書きやかっこ書きなどを活用してとにかく伝わるように工夫をしたほうがいいということかと思います。

地位と名誉

君子が賢人を重く用いようとすれば、用いてもらおうと自分を賢人だとアピールして時には他人を蹴落として自分の優位を証明するような人が出てきます。珍しいものがあれば人は盗み心を持ってしまいます。

聖人のおこなう政治とは、人民の心を浄化し、充足させ、かられの欲望を弱めることによって人民の体と精神を強くする。

私の理想とする社会まさに上記の社会だと思います。現代では人はお金を求め、珍しいものを求め、地位と名誉を求めてることがよいとされているかと思います。

何か争いが起きているときは、それが物理的な損得なのか、精神的なものなのかは別として、利害が相対してしまっているのだと思います。なので、その価値観自体を変えてあげるという解決があります。

おわりに

現代の儒教的な思想から続く、徳をもって人民を治めるというある意味上から目線のような視点とは相対して、徳なんてものはないというくらいの勢いです。

最上の政治は人々の欲望を抑制して存在を知られなくても治められる状態と書いてありますが、具体的にはどうすればいいのかはわかりません。ある意味理想のみが書いてあるかのようにも見えます。ただ、理想的な状態をイメージしてそれに近づけていくというのは重要ですし、今もっている考えと全く違った視点を持てるという意味では、老荘思想を学ぶことはとても有意義だと思います。全文はなかなか読めませんが、かいつまんで内容を知るにはいい本だと思います。

メモの魔力/前田裕二(SHOWROOM社長)【読書感想文】 メモは知的生産のための魔法の道具

はじめに

SHOWROOM の社長である前田裕二さんが書かれたこの本。メモの技術的なやり方の本かと思っていましたが、全く違いました。紙とペンさえあればとりあえず今すぐ実行できる内容なので、読んでみて実行することをお勧めします。早速、私が感じたことを書き連ねていきます。

内容と感想

「記録」ではなく「知的生産」のためのメモを取る p24より

メモに関するビジネス書は何冊か読んでいるかと思いますが、すべて記録のためのもので、どのようにすれば効率的にわかりやすくメモを取ることができるかという内容だったと思いますし、私もメモにそれ以上の目的を求めていませんでした。

しかし、この本ではメモは記録ではなくそれ自体で知的生産を行うためのものとして書かれています。実際具体的なメモの書き方については1章で書かれているだけで、大半はその目的や考え方について書かれています。

メモというものに新たな価値を見出すことができ、早速やってみたいと思いました。

「ファクト→抽象化→転用」という最強のフレームワーク p46より

具体的な方法は、①ファクト(事実)を書く→②それを抽象化する→③転用できるアイディアを考えるとなっています。

私が今まで考えてきたメモでは①で終わっていました。事実を書いて記録して終わり。ほとんど使われることのないメモでした。考えてみると当然ですが、過去に起こったそれ自体を記録したものにはほとんど価値がありません。(紙や文字を書ける人が貴重だった時代だったら別でしょうが。)

今はむしろ、記録された情報は過剰なほどになっています。価値があるのは事実から、考えて自分の中に蓄積していきそれを活用する。活用できる状態にしておくということが自分自身の価値を高めることになります。

そのためには、このフレームワークが最強となるわけです。②の抽象化まででしたら、頭の中で何となく行っていることかと思いますが、③の転用となると、意識しないとできなそうですし。頭の中だけで行うのは大変そうです。

なので、メモを使ってそれを行いやすくしようということのようです。

抽象化は人間に与えられた最強の武器 p72より

この本の肝は、抽象化にあるのではないかと思っています。転用まで到達しなくてもあらゆる出来事に対して、抽象化をする癖をつけておけば下記のようなメリットがあるのだと思います。

・物事の本質をとらえられる

・物事の組み合わせの発想がしやすくなる。

 例えば

 レンタカー→使用頻度が低いものを使うときだけ借りる

 スマホの段階的な通信料プラン→使う量によって月ごと料金を変動させる

               →定額で使い放題

 上記3点を組み合わせて、月額課金で使う時間ごとに料金が段階的に変わるレンタカーサービスという新たな発想ができます。

・理解が早くなる、読書のスピードが上がる。

 かみ砕いて理解するとは抽象化するということなので、理解が早くなり、重要なところも把握できるので、読書のスピードも上がります。

上記は、どんなことをして生きていくうえでもあったほうがいい能力だと思います。他の動物と人間の大きな違いはこの抽象化にあるのではないかと思います。

終わりに

メモの取り方の技術的な方法ではなく、事実を抽象化して、活用するツールとして紹介しています。

その先には、自己分析は、夢を実現するといった目的に使う具体的な方法についても書いています。

大人として大切な能力として、白黒つかないものをどこかで落とし前を付けるということがあると思います。生きていると、2者択一でどちらかを選べばいいという状況はあまりなく、その間でどこに決めるかという選択を迫られることが多いです。そのような場面でも抽象化する癖付けされた脳ではいい答えが出しやすくなります。AとBそれぞれの利点、欠点を抽象化することで、分解することができてより良い答えを導き出せるのではないかと思います。

とにかく私も、メモを取ることを実践してみています。適したノートは今も検討中です。表紙が硬くてリング式でなく、比較的安価なノートがなかなか見つかりません。

ビジネス書感想文 まとめ